【Excel】ハイパーリンクで指定されたファイルが開けないときの解決策
Excelでテキストや画像にリンクを付ける時に使うハイパーリンク。
MacでHYPERLINK関数を使いローカルファイルを参照すると「指定されたファイルを開けません」と表示されるエラーの解決方法を紹介。
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ハイパーリンクの付け方
テキストを指定して左クリックからリンク先を参照する方法もありますが、膨大なデータを一括でリンクを設定したい時に役立つのがHYPERLINK関数。まずはHYPERLINK関数の基本的な使い方。
以下がわかりやすいです。
macでのエラー
1.テキストリンクをクリック
HYPERLINKでリンク設定されたテキストリンクをクリック。
2.エラー通知の表示
「指定されたファイルを開けません。」と出てしまいます。
解決方法
1.適当なセルにてハイパーリンクの設定
任意の空のセルに移動し、左クリックもしくは、controlキーを押しながらクリックして[ハイパーリンク]を選択します。
[選択]をクリックしてリンクさせたいファイルに移動します。
[開く]をクリックしてファイルを選びます。
2.ハイパーリンクのアドレス(パス)の編集
次に、選択した画像のアドレス(パス)が親フォルダのみになるまで、ファイルのパスを削除します。
ファイルが複数のサブフォルダに保存されている場合は、必要に応じてサブフォルダまでを残すことも可能です。
ここでは「images」を残して、それ以降の「/img_sample1.jpg」を削除。
こうすることでimg_sample1.jpgファイルだけでなく「images」フォルダ下にある全てのリンクされたファイルにアクセスが可能となります。
次に、[OK]をクリックすると、「images」フォルダへのハイパーリンクがセルに挿入されます。
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3.親フォルダへアクセス権の付与
設定したリンクをクリックすると、[ファイルアクセスの許可]のウィンドウがポップアップするので、[選択…]をクリック。
許可する「images」フォルダを選択して、[アクセス権を付与]をクリックします。
[アクセス権を付与]をクリックすると、「Microsoft Officeの潜在的なセキュリティ上の問題」というセキュリティウィンドウがポップアップし、「続行しますか?」と聞かれるので「開く」をクリック。
4.設定完了
これで、そのフォルダ内にあるファイルへの挿入したすべてのリンクが機能します。
「サンプル画像1」のテキストリンクをクリックすると、imagesフォルダのimg_sample1.jpgが開きます。
設定時に挿入したimagesのセルは削除して大丈夫です。
同様に「サンプル画像2」のテキストリンクをクリックすると、imagesフォルダのimg_sample2.jpgが開きます。
まとめ
リンクさせたいファイルの親フォルダにアクセス権を付与することで、そのフォルダ内にあるファイルは一括でアクセス権が付与されるので、一つ一つリンクを更新しなくて良くなります。
Microsoftの公式にもなかったので参考になれば幸いです。
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