Braveブラウザでプロフィールアイコンをオリジナル画像に変更する方法
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はじめに
広告ブロックをしてくれるBraveブラウザ(ブレイブブラウザ)を使ってるんだけど、プロフィールアイコンを好きな画像を設定する機能は提供されていないようなので、任意の画像を設定する方法を紹介します。
Braveブラウザとは
Braveブラウザrは、広告やトラッキングを自動でブロックし、プライバシーを保護しながら快適に利用できるブラウザです。特徴として、表示される広告を見ることで「BAT」という仮想通貨を獲得する仕組みがあります。このBATはウォレットに貯めたり、クリエイターへの支援に活用することができます。動作が軽快で安全性が高く、独自の収益モデルを提供している点が魅力です。
プロフィールアイコンの変更方法
それでは早速設定していきます。
今回はプロフィールの追加から順を追っていきます。
1.プロフィールを追加する
メニューからプロフィールを選び「プロフィールを追加」をクリックして新しいプロフィールを作成します。
任意のプロフィール名を入力し完了をクリック。
この設定画面ではアイコンの色は選択できますがオリジナルの画像をアップロードすることができません。
新しくプロフィールが追加されました。
2.Finderからライブラリを開く
ここからアイコンを変えていきます。一旦、Braveブラウザを閉じて、Finderを開きます。
Finderのツールバーの「移動」メニューをoptionキーを押しながら選択すると「ライブラリ」というメニューが表示されるので、そこから以下のフォルダを開きます。
Finder > ライブラリー(library) > Application Support > BraveSoftware > Brave-Browser
Brave-Browserフォルダの中に「Default」、「Profile1」などのフォルダがあるはずです。「Default」は一番最初に初めから設定されいるプロフィール情報で、「profile(数字)」のフォルダはプロフィールを追加した数だけ増えていきます。
今回はひとつだけ追加したので「Profile1」フォルダが存在する状態です。
Profile1フォルダ
先ほど追加したブラウザのプロフィールの「nanimonai」の設定情報が入っています。
この追加した「Profile1」のフォルダの中に設定したいアイコン画像を入れます。
今回は「icon-nanimonai.png」を作成しProfile1フォルダに入れました。
次には「Profile1」フォルダのひとつ上の親フォルダ(Brave-Browser)内に戻り「Local State」という名前のファイルを探します。
このファイルに追加したプロフィールのアイコン画像へのパス情報が書かれているので先ほど入れたアイコンの画像を指定してきます。
テキストエディタで開きます。※念の為、バックアップを取っておいてください。
ファイルを開くと1行にまとめられたjson形式の記述があるので読みやすいように整形します。
エディタにコード整形プラグインを入れている方はそれを使ってもらって整形してください。
整形ツールを持っていない人は下記のサービスを使うのもおすすめです。
※ファイルを保存して一度閉じて再度開くと1行に戻るので編集が完了するまではファイルを閉じないでください。
このファイル内で先程追加された「Profile 1」フォルダ名をテキスト検索すると以下のようなコードが見つかるはずです。
"Profile 1": {
"active_time": 1720673309.121899,
"avatar_icon": "chrome://theme/IDR_PROFILE_AVATAR_80",
"background_apps": false,
"default_avatar_fill_color": -14671580,
"default_avatar_stroke_color": -1,
"force_signin_profile_locked": false,
"gaia_id": "",
"gaia_picture_file_name": "icon-nanimonai.png", // 画像アイコンのファイル名を指定
"is_consented_primary_account": false,
"is_ephemeral": false,
"is_using_default_avatar": false,
"is_using_default_name": false,
"managed_user_id": "",
"metrics_bucket_index": 2,
"name": "nanimonai",
"profile_highlight_color": -14671580,
"signin.with_credential_provider": false,
"use_gaia_picture": true, // 画像アイコンを使用する
"user_name": ""
}
ここの「gaia_picture_file_name」と「use_gaia_picture」をそれぞれ設定します。
初期段階でこの2行が記載されていない場合は追記してください。
gaia_picture_file_name
画像アイコンのファイル名を指定します。画像ファイルのパスではなくファイル名だけで大丈夫です。
"gaia_picture_file_name": "icon-nanimonai.png", // 画像アイコンのファイル名を指定
use_gaia_picture
保存した画像を使用するためにuse_gaia_pictureを「true」にします。
"use_gaia_picture": true, // 画像アイコンを使用する
全て編集し終わったらファイルを保存して、Braveブラウザを再起動するとプロフィールのアイコンが変更されています。
3.おまけ(プロフィールの順番を並び替える)
プロフィールの並び順を変更するにはLocal Stateファイルの中に「profiles_order」という項目があるのでそこの並び順を変更するとプロフィールの表示順が変わります。
"profiles_order": [
"Default",
"Profile 1"
],
まとめ
Braveブラウザを使ってプロフィールアイコンをオリジナル画像に変更する方法を紹介しました。Braveブラウザは、プライバシー保護や高速なブラウジング体験を提供するだけでなく、ユーザーがブラウザをより個性的にカスタマイズすることも可能です。ぜひ、この機能を活用して、Braveブラウザをより自分らしいものにカスタマイズしてみてください!